樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

スカイライトチューブの効果実証

スカイライトチューブの認知度も大分広まってきて、一度は聞いたことやご覧になった事があるのではないでしょうか。我が家にも勿論取り付けてあり、毎日太陽の恩恵を受けております。太陽の光で明るくなるのは勿論ですが、天窓と違って熱や紫外線等を通さない!! という実証データが(やっと)届いたのでご紹介を。



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スカイライトチューブ内部(ドーム内、チューブ内、天井部)の波長を計測して 、カラス面から入るものとの比較をしました。

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こちらは、スカイライトチューブ内の波長測定結果。熱の元となる赤外線域、目で見える可視光域、色あせの原因の紫外線域と区切って説明を。

 

まずは赤外線域。ドーム部では測定されているのですが、チューブの中で減衰され天井部では殆ど測定されていません。どの様な作用で減衰したのかは更に突き止めたいと思いますが、天窓と違って夏でも熱くならないことが頷けます。右側のグラフではガラス窓部の値が飛びぬけているのが判りますね。

 

紫外線域も、ドームを通過した時点で殆ど計測されていないので室内にも届きません。室内の色あせが出ない事もこの結果から理解することが出来ますね。勿論右のグラフのガラス部では紫外線が測定されております。

 

可視光域を右のグラフで説明しますと、照度の値は違いますが、スカイライトチューブの天井部とガラス部の波の形がほぼ同じです。という事は、スカイライトチューブを通った太陽の光がそのまま室内に届いているという事。照明の光と違って屋外に居るのではと思わせる感じも納得できます。

 

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天窓等を計画して、暑いとか色あせでお悩みの方、リフォームにて天窓からスカイライトチューブに取り換えることも簡単にできます。また、部屋が暗くてお悩みの方にも色々な屋根に対応した物が有りますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。