樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

築100年以上・古民家の断熱改修工事

まだまだ寒い日が続きますね!

補助金を活用したリフォームの相談が
急増しております。

どの様なリフォームかと申しますと

『断熱改修リフォーム』です。

住宅省エネ2024キャンペーンとして
●子育てエコホーム支援事業
●先進的窓リノベ2024事業
●給湯省エネ2024事業
●賃貸集合給湯省エネ2024事業

これらの支援事業が始まっております。

今回は主に「先進的窓リノベ」を活用し
断熱改修リフォームを行いましたので
その内容をご紹介したいと思います。

対象となる建物は築100年以上
いわゆる「古民家」です。
(外壁の重ね貼りをしているので
比較的新しく見えますが)


開口部が隙間風ピューピューの
木枠のシングルガラスの所が多く
暖かな部屋にしたいというご要望でしたので
補助金を活用したリフォームのご提案を
させて頂きました。

木枠の開口部は断熱性能の高い
Low-Eペアガラスとして全体を入替。
建物の歪みが大きかったので
サイズを一回り小さくして調整しました。
【before】

【after】

【before】

【after】


その他、床を畳からフローリングへの交換
根太の間に断熱材をはめ込み床仕上げ


平屋の天井部は断熱材を重ね貼りして
夏の屋根からの熱対策を施しました。


その他の開口部(既存アルミサッシ)は
内窓を取り付けて断熱補強としました。


最大200万円まで補助される
先進的窓リノベ事業
家全部の開口部を改修しても
補助金が使えると思います。

開口部を強化するのが断熱改修の基本

我が家も昨年の補助事業を使って
殆どの窓に内窓を取り付けました。

結果、今年は暖房の効きが良い!
ペレットストーブの暖かさが
さらに増したのがハッキリと分ります。

まだ今年の補助事業は始まったばかり。

予算が無くなる前に
計画してみては如何でしょうか!