11月23日（祝）、24日（日）の2日間、興津川木の家プロジェクトが進行中の現場の見学会を開催いたします。まだ建設途中の状態ですが、今のこの状態を確認していただきたい。どれだけ丁寧に仕事をしているのか・・・壁の中を見れば一目瞭然です。



興津川木の家プロジェクトは、何度かこちらのブログ内で説明させて頂いてきましたが、静岡・清水の木を使った地産池消の家づくりを実現しています。 自分の家で使われている柱は、一体どこの山から来たのだろうか？ どんな人が関わっているのだろうか？ 食品偽装問題のような事が住宅業界には全く無いとも限りません。

 

木を切り出してくれる木こりの方々の顔、製材してくれる製材所の方々の顔、家を建てる我々工務店の大工の顔、それぞれの立場の方々の顔が見えることでお客様の安心に繋がります。仕事する皆さんも、”この木はあのお施主様の木だな・・・”と顔を思い描きながら仕事する事で、いつも以上に気持ちがこもった仕事をすることが出来る事でしょう。

 

 

 

お客様ご自身で切り倒した思い出の木が、木こり→製材所→加工場→現場へと、想いをバトンタッチしながら家が建つ。想いが詰まった柱なので、殆どの柱が見える真壁造で仕上げます。お客様と共に私も各工程を見学してきましたので、現場に立ち、柱を眺めていると、興津川の山の中にでも居るような錯覚に見舞われます（言い過ぎかな？）。



 

今回の見学会では、プロジェクトの取り組み紹介がメインです。長期優良住宅でゼロ・エネルギー住宅、住宅性能表示も取得している家でもあるので、実は性能面も優れた住宅でもあります。ですが、そのような事柄は今となっては当たり前の時代。

 

どんな家かという事よりも、どのようにして建てた家であるのか？

 

100人の人がカッコイイと思う家よりも、1人のお施主様が満足できる家づくりを・・・そんな想いが詰まったお宅を是非ご覧ください。