樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

家族の健康を守る家・ソーラーサーキットの家

ソーラーサーキットの家の全国大会にて、ソーラーサーキットの家のOB様であり、脳神経外科専門医の深谷賢司先生が出版された「家族の健康を守る家」の出版記念講演会の話を聞いてきたのですが、ハッキリ言ってメチャクチャ面白かったです。



 

一生懸命メモを取ったのですが、ついつい話に聞き入ってしまい、所々歯抜けのメモになってしまいましたが、キーワードとなりそうな内容を幾つかご紹介します。

 

「予防医学」という病気になる前に手を打つという考え方。先進国で一般層の方が貧困層になってしまうのは、ほぼ病気が原因だそうです。例えば急に脳卒中に掛かり働けなくなったら・・・あまり考えたくもありませんが、可能性のある話です。

 

1日のうち殆どの時間を家で過ごしています。予防医学を考えるうえで、家の環境を整える事はとても重要な事。病気にならない為にはやはり体を動かすことがとても大切で、一日でも長く働くことが出来る体を作ることが下流老人にならない秘訣だと。

 

一日でも長く働ける体を作るための病気の予防は最大の投資、つまり体に優しい家をつくることが予防医学的に一番の近道という事です。

 

脳卒中の発生確率が判るHPが有ることをご存知ですか?私(43歳)が計算したところ、今後10年間の脳卒中の発生確率は1%未満、血管年齢は42歳という結果でした^^

 

高血圧と糖尿と肥満とタバコは基本的にNGです。私は肥満を改善すればさらに確立を下げられそうな予感・・・頑張ります!!

 

深谷先生もかなりのヘビースモーカーだったらしいのですが、今はピシャッとやめられたようです。ナントかパッチみたいなものは全く効果が無かったようですが、チャンピックスという薬はかなり効いたみたいです。禁煙が上手くいかない方、試してみては如何でしょうか。

 

ソーラーサーキットの家は外断熱・二重通気工法の高気密高断熱の家で、冬のこの時期、家の中の温度は18℃から20℃位に保たれています。トイレの中も洗面所もです。(写真は異様に扱った日で無暖房時の洗面所の温度)お風呂に入る時に躊躇わずに服を脱げますし、子供達は風呂上りに素っ裸で走り回っています・・・

 

つまり温度差が無いので血管に負担がかからない、ヒートショックのリスクがほとんどない状態で生活することが出来ています。交通事故死の数が年々減少している中、家の中の不慮の事故(ヒートショック)で亡くなられる方は一向に減りません。年間1万人以上の方が亡くなっています。

 

短時間での急激な温度変化が一番体に悪いみたいで、年々脳卒中のリスクが積み上げられていきます。家の中に温度差のある家に住み脳卒中で働けなくなり高額な医療費を払っていくか?、ソーラーサーキットの家のような温度差が少なく体に優しい家に住み脳卒中のリスクを減らしていくか?

 

病気の予防は最大の投資・・・なるほどです。

 

「朝起きた時に仕事がある」という事が一番の幸せなんですよ・・・という先生の言葉がとても印象的でした。

 

そんなソーラーサーキットをベースとした大功の家の完成見学会を3月末に予定しておりますので、百聞は一見に如かず、皆様のお越しをお待ちしております。