松山と木の関係について
- 2013年11月30日
- uncategorized
今回の愛媛(松山)出張で、あまりにも街中で”木”が目立っていたので写真にまとめてみました。木と言っても街路樹ではなく、人為的に使われている”木”です。
松山駅に着き、乗り心地が悪い特急しおかぜから降りた時、工事用のバリケードがまず目に飛び込んできました。木質のバリケードってあまり見かけないですよね。先日のセミナーで南雲さんが浜松駅の前には”木”がないね・・・という言葉が頭から離れず、色々な駅前をそのような目で注意して見るようになってしまいました。ちなみに駅のベンチも木製。
松山駅から講師を務めた会場までは路面電車で移動です。停留所に何気なく置いてあったベンチも木製でした。
何か感じが良いな~と思いながら気分よく講師を務め、翌日は松山市内をぶらり一人旅。
松山駅前から路面電車で道後温泉まで向かったのですが、なんと電車が木製!! 乗車していたお婆ちゃんの目線も気にせず、写真をパシャリ。カッコイイ!!
三層桜のどっしりとした風格の道後温泉本館。周りの旅館と比べてポツンと異質に感じますが、むしろ周りの建物が景観会わせようよ・・・と思ってしまうのは私だけ?
建物周りにさりげなく置いてあったベンチも、俳句投函BOXまでもが木製でした。
道後温泉の後は路面電車で戻って松山城へ。
松山城まで続く商店街の店先にも、色々な形の木製ベンチが置いてありました。
日本で最後の完全な城郭建築。周りの石垣の普請技術も石垣フェチの私にはたまりません。
本殿までの坂道の途中にも何気なく木製のベンチが。掃除用具入れ?もカッコイイ木造の倉庫が。もしや松山の木使い文化は松山城から来ているのか?と、正しいのか正しくないのかは判りませんが、私の中では一人で納得しております。
こんな事を帰りの乗り心地の悪い特急電車の中で考えていたのですが、何と何と特急電車の内装が木じゃないですか!!乗り心地は悪いけど座り心地は意外と良いじゃん・・・なんて思ったりもして。
何れにせよ、至る所に木が使われていると何か良いですよね。行政が指導しているのか、街の歴史がそうさせるのか、すごく街の一体感を感じました。全くの推測でブログを書きましたので、正確な情報をお持ちの方、今度教えてくださいね。
瀬戸大橋を渡り岡山から新幹線に乗り換えた所で、現実の世界に引き戻された感じがしました。明日からまた頑張ろう!!