樹と幹と

大功建設 専務 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

思い出のある大黒柱に!! 「羽鳥の家」・・・その1

昨日、今度家を建てさせて頂くご家族と一緒に山に行き、大黒柱として使用する木を切り倒しに行って来ました。



 

私の設計する家には1本か2本、7寸か8寸くらいの太さの大黒柱を使います。耐震的なことから、納まり的なこと、デザイン的なことなど、使用する基準は様々ですが、今度のお宅ではリビングのど真ん中に四方表しで配置され、存在感抜群の柱になります。

 

そんな大黒柱を材木屋さんで買ってきたり、会社の倉庫の在庫の中から選んで頂いても構わないのですが、興津川木の家プロジェクトなどで木こりの方々とのコネクションが出来た今、より思い出深い家づくりとする為にお施主様と山に行き、大黒柱などを切り倒すイベントを企画してきました。

 

静岡で家を建てるならば静岡の木で・・・出来れば産地も明確に・・・という事にずっと拘ってきたので、究極のトレサビリティーのある大黒柱かと思います。また、私が山の木のことの能書きを垂れるよりも、山で木こりの方に木のことを語って頂いた方が、何十倍も説得力があり、お施主様も「地元の木を使って家を建てる意義」をよりご理解いただけたのではないかと思います。

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今回切り倒すことにした木は、抱き着いて手が届かないくらいの太さのあるヒノキの木で、お施主さんと息子さんとで選んで頂きました。山での命は今日で途切れてしまいますが、新たな家で大黒柱としての使命を受けて生き続けて行くことになった木に感謝しながら木を清め、いよいよ切り倒しです。

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木こりの久米さん(ソマウッド)に粗方切れ目を入れて頂き、お施主様や息子さんに少しだけお手伝いをしてもらい、力を合わせて木を切り倒しました。

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年輪を数えると、切り倒したヒノキは61年生!! 最低でも山での人生(木生?)以上は大黒柱として活躍して頂きたいですね。

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M様、おめでとうございました。これからも楽しく家づくりを進めて行きましょうね!!