古材を使った家づくり
- 2014年04月15日
- 現場進捗状況
静岡市葵区の旧東海道沿いのお宅の建て替え工事が始まります。外観を含めてとても由緒ある建物でしたので、取り壊す時の近隣挨拶に伺った時の声は”本当に?””もったいない”といった声が殆どでした。
構造材も立派な材料が使われておりましたので、お施主様の今ある雰囲気を大事にして・・・というご要望を踏まえ、大黒柱と大梁を再利用する計画としておりました。
持ち帰った材料のムクリ具合を確かめて、極力今ある状態で取り付けられるように墨を付け、大工さんに手加工してもらって建前を待つばかりとなりました。
これまでの歴史が刻まれてきた大黒柱と大梁が、新たな家でこれから何年も家を守り続けて行くことになります。想い出の詰まった良い空間の完成イメージが整ってきました。
来週いよいよ上棟です。