本日、富士宮市猪の頭地区にありますマルダイさんの社有林にて、森林体験イベント”森を知る・森を楽しむ体験ツアー”を開催いたしました。我々の清水と、富士・富士宮方面からそれぞれマイクロバスに乗り合い、約80名ほどの多くの皆様に参加いただきました。



企画した4つのイベントの殆どが参加・体験型のもの。なかなか普段体験することが出来ない内容でしたので、参加者の皆様も楽しそうでした。

 

先ずは、「ハンモック体験＆焼き芋用の薪拾い」。ボランティア団体の木布人さんにレクチャーを受けて、木々を利用したハンモック体験。清々しい空気の中、ハンモックに揺られていると、時間の経過を忘れてしまいます。皆さん、家の中の何処に付けようか考えていましたよ。



 

美味しい焼き芋を作るように、沢山の杉の枝葉を拾い集めました。用意したサツマイモを濡れた新聞紙で包み、アルミホイールでさらに包んで焼き芋の準備も完了です。



次に行ったのが、「木工教室」。用意した豚汁やお弁当を食べるためのお箸を皆さんで削って磨いて作っていただきました。用意した木は杉と桧。皆さんご自身のものは勿論、家族の皆さんの分もお土産として、時間の許す限りシャカシャカ危なっかしい手つきで作っていました。





次に行ったのが、「体験林業」。なぜ伐採作業をしなければならないのかを、イケメン木こり集団のソマウッドの久米さんにお話ししていただき、参加者の皆さんで協力して切れ目の入った1本のヒノキの木をロープを引っ張って切り倒して頂きました。



切り倒したヒノキを、参加者の皆さんにチェーンソーを使って玉切りしていただきました。切った木は勿論プレゼント。良い思い出になったと思います。



広場に戻り、先ほど集めて頂いた焼き芋用の枝葉に子供たちにマッチを使って着火して貰いました。なかなかマッチを使って火を点けることがないので貴重な体験かも。着ている洋服が溶けてしまわないかが心配でしたが。。。



火が上手に着いたところでお待ちかねのお弁当タイム!!　自分で苦労して作ったお箸で食べるお弁当は、格別だったのではないでしょうか？私も焼き芋があることを忘れて食べ過ぎてしまいました。。。



お弁当を食べて一服した後は、森林探索!!　林道を皆さんで探索し、ドングリ拾いや木々を観察しながら子供たち参加の宝探しスポットへ。



広場に戻るとハンモックでお世話になった木布人の皆さんが、一生懸命箸づくりに挑戦していました。時間が許せば何本でも作っていたい気持ちに箸づくりはしてくれます。



ちょうどいい感じで焼き芋が仕上がり、皆さんでアツアツの焼き芋を頂きました。何年ぶりの焼き芋でしょうか？滅茶苦茶美味しく仕上がって、想像以上の美味しさにびっくりでした。自分で巻いて、自分で巻きを集めて、自分で火を点けて、自分で剥いて食べる。美味しくないはずはありませんね。次は芋ほりから体験しないと!!





今回の社有林を利用してのイベントは第1回目。参加して頂いた皆さんには、森を知って、楽しんで頂くことが出来たようです。第2回目、3回目ともっともっとパワーアップした企画を考えて、森との距離を近く感じて頂きたいと思います。

 

会場設営からイベントの段取りまで、マルダイさんはじめ関係者の皆様方、本当にありがとうございました。

私も楽しかったです!!