樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

東京での学びを静岡へ

気が付けば創業106年!!

地元清水で大工工務店をこっそり(笑)続けております。

 

20年くらい前

ソーラーサーキットの家という、清水ではまだ聞きなれない外貼り断熱の高気密・高断熱の家づくりを手掛けていた頃、全国でもトップレベルの家づくりをしていたと勝手に思い込み、胡坐をかいて経営していた時期がありました。いい家をつくる会という会に属していて、「いい家が欲しい」という本を読んだ方々から仕事がバンバン決まっていったのです。

 

しかし長期優良住宅の認定制度が始まる少し前(10年位前)、JBNという全国の工務店が集まる会に入会し、その中でも若手経営者が参加する次世代の会に行くようになって、天狗となっていた鼻をへし折られました・・・

 

そこに参加する工務店の皆様が建てる家のレベルの高さ、勉強熱心さ、情報量の多さに圧倒され、静岡の田舎町で天狗になっていた自分が恥ずかしくなりました。まさに井の中の蛙状態・・・

 

それから毎月定期的に開催されるJBNの次世代の会には、学びを得るために、そして全国の先進的な工務店の皆様とのネットワーキングをするために、業務をストップしてでも東京で開かれる会に参加することと決めました。

 

今ではJBNにおいて次世代の会の他、既存改修委員会、政策調査室という会に参加して学んでおります。

 

このJBNは今や全国3000社が集まる工務店の組織となり、中央省庁(国土交通省、経済産業省、林野庁・・・)への発言力も高くなってきました。静岡にもJBNの連携団体があり、そのうちの一つの富士山木造住宅協会(会員250社)の会長を弊社の社長が務めております。

 

私は静岡県の連携団体の代表の一人として中央省庁の話(今後の法改正や補助金の話など)を静岡の会員工務店に届け、また静岡の工務店の現場の声を中央省庁に届ける役割を担っております。

 

先日の会議では、安心R住宅の状況について、住宅瑕疵担保責任保険のあり方について、長期優良住宅のあり方について、国土交通省の住宅局の皆様と意見交換をさせて頂きました。懇親会でも住宅局の皆様と同じテーブルに座り、深い話をさせて頂きました。


 

学んできたことを整理して、今後の業務に生かしていきたいと思います。