災害時の仮設住宅の建設について
こんにちは!!
地元静岡の木を使い、住まい手の皆様の幸せと、
家の省エネ性能を追求した家づくりをしている、
外断熱専門店の大功建設の大瀧です。
東日本大震災や熊本地震などで被災し、家を失った方々の生活の場として仮設住宅が建設されてきました。
まだまだそちらで生活を余儀なくされている方々がいらっしゃいます。
静岡でもし巨大地震が起きたら、当然仮設住宅が必要となる被害が想定されております。
そこで我々が所属する全国木造建設事業協会静岡(全木協)とその他の団体とで連携して、静岡県と災害協定を結び、災害時に迅速な対応が取れるように準備を進めております。その会長が弊社の社長であることをご存知でしたでしょうか!!
プレハブ協会はプレハブの仮設住宅を短期間で大量に供給することは可能で、一時的な避難場所としては有効かと思います。我々全木協は当然木造の仮設住宅を提案しております。
木造の仮設住宅の良さは、東日本大震災の時から言われている住み心地の良さもあるのですが、災害後に仕事が出来なくなった大工さんたちの雇用を生み、地元の材料を使うことで、経済的な復興の手助けにもなります。仮設住宅から恒久的な住宅への変化の対応もし易いのが特徴で良いことだらけ。
今回は東京に全国のメンバーが集まり、仮設住宅の建設時の段取り的な確認、収まりの確認、時間的な確認を実際に仮設住宅を建設して学びました。特に界壁といって隣との間仕切りとなる壁の収まりを中心に学びました。音の抜けがあったら嫌ですもんね!
私は静岡県の代表として今回の講習会を学んできたので、今後、静岡で仮設住宅の講習を行う時は、私が講師となり、県内の大工さん達を指導していきます。
備えあれば患いなし
まだまだ静岡の課題は多いので、準備を進めていかないといけません。