樹と幹と

大功建設 専務 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

JBN次世代の会 in 熊野

今日と昨日の2日間、JBN次世代の会にてともに活動する三重県の野地木材工業さんにお邪魔して来ました。式年遷宮の年に伊勢神宮に行って以来の人生2度目の三重県。名古屋まで新幹線で、そこからバスという工程でしたが、熊野は遠かった。。。野地さんの所には前々から行って見たいと思っていたので、仕事的には忙しタイミングでしたが思い切って行ってきました。

 

森林率88%の熊野は、険しい山道を抜けたら直ぐに海で平地が少なく、野地さんの会社も携帯の電波が届かないという、立地的にはとても厳しい場所にありました。


 

ですがその厳しさを強みに変えてしまうのが野地さんの凄いところ。製材から加工から塗装までを一貫生産することによって品質と供給の安定化を図り、構造材から内装材まで何でも作り、できないと言わないモノづくりの体制を整え、市場の要求する品質に対応するために研究を惜しまず行っておりました。



野地さんの目線は常にエンドユーザーであるお客様にあります。普通の製材所ではあまり考えられません。1本1本丁寧に材木を扱い働いている社員さんの姿を見ていると、きっとお客様の顔を思い描きながら仕事をされているんじゃないかなーと、思わせる空気感が工場の中にはありました。


 

同行した仲間の工務店さんが野地さんと取引があり、どこよりも品物の精度は素晴らしいと前々から言っていたのですが、工場での管理体制を見たら納得です。私も野地さんのファンになってしまいました!!こんな野地さんの材で家を建ててみたい、そんな気持ちでいっぱいです。工務店と製材所で仕事内容は違いますが、お客様に対する思いは同じ。大変勉強になりました。

 

2日目の今日は熊野の世界遺産を案内して頂いたのですが、材木に熊野の情緒的な付加価値を感じてほしいと野地さんが言われていた意味が、何となくですが分かったような気がします。大功の家で行っている大黒柱の伐採体験にも色々なものが込められています。住みながら毎日見る大黒柱から、山の事、製材所の事、大工の事・・・少しでも思い出して頂けると嬉しいですね。


 

「頭でない、肌で感じる」


 

この言葉がとても印象的でした。

 

まだ熊野の30%くらいしか見ていないようなので、また家族もつれて行きたいと思います。遠いけど。。。(笑)

 

野地さん、そしてスタッフの皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。