先日、草薙の現場が上棟しました。街中の限られた場所での作業でしたので、中々思うように行かなかったり、3階建なので上り下りだけでヘトヘトになりましたが、何とか予定通り進めることが出来ました。私も玉掛けの資格を取得してきたところでしたので、玉掛け合図者として少しは戦力になったようです。。。



 

草薙の現場も今までの大功の家同様、地元静岡のヒノキや杉をふんだんに使用した作りとなっております。静鉄の草薙駅前のどちらかと言えばコンクリートのビルが多い環境だけに、一気に木の香が駅周辺に広がったと思います（きっと・・・）。



 

なぜ地元静岡の木しか使わないのか。。。静岡市の柱・土台100本プレゼントの制度や、静岡県の優良木材支援制度の補助金30万円が貰えるのも理由の一つですが、単純に地元静岡が好きだから!!という気持ちが強く、様々なメリットが有るからです。



 

地元の木を使う事で、その山が強くなり、その下で安心して暮らすことができ、美味しい水を飲むことができます。山の木こり、地元の製材所、流通、加工場に仕事が増え、県か市か忘れましたが、7000万円の補助金に対して１億5000万円の経済波及効果が得られます。既に静岡の環境で育ってきているので、腐りにくく虫（シロアリ）にも強く、家が長持ちします。ですから他のエリアの木を利用する理由が私には見当たらないのです。



 

上棟時にお施主様が、「こんなにも多くの木が使われているとは思わなかった。しかも柱は太いし!!」と、骨組みのご自宅を見て言われました。3階建という事もあり、鉄骨造にするか木造にするかとても悩まれて、木造の大功の家を指名して下さったのですが、骨組みを見て安心されたようです。



 

I様、上棟おめでとうございます。引き続きよろしくお願いします。