樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

基礎工事が完了しました

草薙駅前の建て替えの新築現場。基礎工事が完了したのですが、バタバタとしていたので様子をアップ出来なかったので、遅ればせながらご報告を!!



 

こちらの現場は、防火規制の厳しい準防火地域ですが、1Fが婦人服屋さんで2F、3Fを居住スペースとする木造3階建の二世帯住宅となります。もちろん長期優良住宅で耐震等級は最高の3。制振装置も取り付ける予定ですので地震時の心配も少ない設計となっています。

 

地盤調査の結果、残念ながら上部の建物の荷重を支えるだけの支持力が得られないことが分かったので、写真のように先端に羽が付いたような鋼管杭を打設することになりました。杭を打てば安心ですね。

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所定の深さまで根切をして、鉄筋工事に移るのですが、大功の家の基礎の鉄筋はプレカット鉄筋を使用しています。外部の鉄筋屋さんに予めお願いしておいて加工された鉄筋を現場で並べていくスタイルです。

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これまでは基礎屋さんが現場を止めて、作業場で加工していたのですが、プレカット鉄筋にしたことで工期が短縮して正確性も増し、鉄筋のロス(切り回しの残り)が少なくなったので、とても経済的になりました。

 

組みあがった鉄筋。上部の家の力を吸収するために、地中梁と言って基礎の下側に背骨のような突起を作る設計となっているので頑固です。スラブ(床面)の鉄筋も細かな間隔で入っているのでこれまた頑固。街行く人に、鉄骨の家でも建つのか?と、良く声を掛けられましたが、木造です(笑)

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基礎の型枠を取ると、普通の基礎。コンクリートの強度も一般的な基礎の1.5倍の30Nを採用しているのですが、見た目には分かりませんね。。。残念。。。ちなみに強い強度のコンクリートは、劣化のスピードも遅く、耐久年数も長いので安心です。

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土台を敷いて、来月の建前に備えます。完成が楽しみですね!!

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