樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

花粉症にお困りの方必見!!

3月から4月にかけて、杉やヒノキの花粉が多く飛びますね。私、全く花粉症の気が無いので良く分かりませんが、皆さん、外出時には色々と対策を講じられている事と思います。



 

ところで、家の中の対策はどの様なことをされていますか?

 

家の中に花粉を持ち込まないようにするために、玄関近くで外出着を脱いでパタパタするとか、洗濯物を室内に干すとか、窓を開けないとか、空気清浄機をかけるとか、色々あると思います。が、そこまで徹底してやっているのに、まだムズムズするといった声を聞いたことが有ります。

 

その原因は、家の隙間にあるからです。

 

家の隙間はパッと見ただけでは分かりませんが、隙間がどの位あるのかを測定できる「気密試験」を行う事で、あっという間に調べることが出来ることをご存知でしたか?

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大功の家では全ての家で建築途中と完成時の2回、気密測定をして余計な隙間が無いのかを確かめる事を行っています。完成時の1回だけでは、もし大きな隙間が有ると分かったとしても直すことが出来ずに手遅れになるからです。ちなみに大功の家の気密性能を表す数値のC値は0.2~0.3㎠/㎡位で合格としています。

 

大功の家は外貼り断熱といって、柱を外側から断熱材でスッポリと覆い被せる工法を採用しているので、壁の中に断熱材を詰め込むグラスウールやウレタン断熱なんかよりも、高い気密性能を発揮しやすく、その状態を何十年も維持しやすい特徴を持っています。

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気密性能を高めるメリットは色々ありますが、何といっても計画的な換気が出来るといったことです。計画的な換気とは、空気の入り口から入ったものが、確実に空気の出口から出ていく動きをつくることです。隙間が多いと、隙間から勝手に空気が入ってきてしまって、換気計画通りに空気を動かすことが出来ません。隙間から空気と共に花粉も入り放題です。

 

また、計画的な換気をして空気の流れをコントロールすることが出来ると、洗濯物の室内干しの効果も高まります。我が家は365日、毎日洗濯物は室内干しで、特に除湿器などを動かさなくとも、乾燥機を動かさなくとも、半日から1日あれば洗濯物が乾いてしまいます。羽毛布団も外に干さなくともフッカフカ!! 空気が「動く」ことが重要なのです。

 

ちなみに窓を全く開けなくても、家の中の空気が2時間で1回の割合で全て入れ替わる風量で換気を続けております。ですので常に家の中は爽やか!! 良い木の香りが漂っております。

 

皆さんの周りで花粉症にお困りの方がおりましたら、家の気密性能に拘った大功の家にすることで、花粉症の症状がやわらぐみたいだよ!! といってご紹介下さい。医学的に証明したわけでないので、個人的な意見ということで・・・^^