スマートウェルネス住宅等推進モデル事業
先日、材木屋さんのマルダイさんのセミナーに参加してきました。JBNでもお世話になっている熊本の工務店のエコワークスの小山社長が講師で、自社の取り組みとスマートウェルネスに関しての貴重なお話を聞くことが出来ました。
スマートウェルネス住宅等推進事業って何?
と、思われた方も多いのではないでしょうか。私もスマートに説明は出来ませんが、とあるサイトの文面をお借りしますと、「住宅と医療の連携により、断熱性能を中心に住まいの省エネルギー性を向上させることで、住まう人の健康の維持・増進につなげていくことを医学的に明らかにし、そのような住まいを推進していくもの」とあります。
例えて言うと、ヒートショックという言葉は聞いた事があるかと思いますが、断熱性能の低い家で冬場にトイレや脱衣所に行った時は、血管が収縮し血圧が上昇し、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まり死に至る場合があります。交通事故死よりも家でこのようなことが原因で亡くなる方の方が多いのをご存知でしたか?
大功の家のように断熱性能の高い家では、家の中での温度差が2℃位と少なく、ヒートショックのリスクは殆どありません。死亡するリスクが下がるのと同時に病気にもなりにくく、医療機関にかかる費用も少なくなり健康でいられることは、大学の先生方によっても示されているのですが、実証データが少ないため、国としても思い切った舵取りが出来ないようです。
そこで本当に断熱性能の高い家は健康になるのかどうかの調査を行うことが本事業の目的のようです。断熱工事前と後での血圧測定や身体活動量の測定、温湿度の測定や室内活動量の測定などから統計的に判断するそうです。
この調査に係る断熱工事やバリアフリー工事を行うことで、何と補助金が最高120万円出るようです。弊社はまだこの事業に参加できる体制が整っておりませんが、希望する方がいらっしゃれば直ぐにでも準備に取り掛かる予定です。ご希望される方は是非!!