根切り工事 「羽鳥の家」・・・その4
羽鳥の家では地盤改良工事(鋼管杭の杭打ち工事)が終了し、根切り工事に移りました。基礎工事から上棟までの間は、目まぐるしく現場の様子が変わっていくので、現場の「進んだ感」満載です。
写真の中にある木の板、一体なんだと思いますか?これは遣り方(やりかた)と言って、家の基礎の高さと位置の目印となる重要なものです。遣り方の高さは全部同じ(レベル)で水平に取り付けられていて、遣り方の上端から〇〇cmが基礎の天端・・・などと管理します。
遣り方に合わせて土を掘り、砕石を入れて締め固めて行きます。地盤改良で打設した杭と繋がる重要な部分ですので高さ管理は慎重に行います。
外周以外にある溝は、地中梁と言って基礎が補強されている部分。鉄筋やコンクリートが沢山はいる場所なので強くなるのは何となくイメージ出来るのではないでしょうか。
地盤からの湿気を遮る防湿シートを敷き込んで、均しコンクリートを打設すれば、次は鉄筋の工事に移ります。