大功の家の柱の産地
- 2015年11月06日
- SGEC森林認証材委員会
皆さんの家で使われている柱ですが、産地がどこなのかご存知ですか?もしかしたら〇〇県という所までは分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、〇〇市の〇〇山の・・・と細かな所までお答え出来る方は少ないかと思います。
大功の家の場合、興津川木の家プロジェクトなどでご自身で大黒柱を切り倒しに行かれた方は勿論ですが、その他のお客様の木の産地も明確にお答えすることが出来ます。
大功の家で使われる柱の殆どは、SGECと呼ばれる森林認証材を使用しています。本日の静岡新聞の一面にもSGECの森林認証材の記事が出ておりましたが、東京オリンピックを契機にやっと注目されつつある材料です。
SGECとは日本独自の森林認証制度で、環境面に配慮して森林管理された山を第三者機関が審査し認証する仕組みです。その山から切り出された木材にはマークが付けられ、流通や加工の工程を通じて分別管理された特別な材木です。トレサビリティーが完璧に整っているために産地を明確にお答えすることが出来るのです。
どの工務店でもSGECの森林認証材を扱える訳ではなく、COC認証という特別な審査を受けた所でしか扱う事が出来ません。そんなCOC認証を受けた工務店が集まったのが、富士山木造住宅協会の森林認証委員会です。
この委員会が主催し定期的に行っている木こりツアーは、とても意味のあるイベントです。何故ならご自身の家で使われるかもしれない木々がある山に行き、切り倒す作業をする木こりの人達と触れ合う事が出来るイベントだからです。
明日はその木こりツアーのイベントが開催されます。今年最後の木こりツアー。参加者の皆様に山の事、木こりの仕事の事などを知って頂き、楽しんで頂ければと思います。