樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

気密測定で中間チェック

気密測定とは、我々が建てた家にどの位の大きさの隙間が空いているのかを特別な試験機を使って測定することです。

「断熱・気密・換気」と、私はこの3点が家づくりにおいてとても重要な要素と考えていて、どれか一つだけ良ければ良いというのではなく、全てが整って初めて住み心地が良い家になると思っています。

断熱工事が終了して、色々な個所の隙間の処理を大工さんが行うのですが、この処理が適当だとスカスカの家になってしまい、設計通りの換気がされなかったり、思わぬところでカビが生えたりといった不都合な事が起きてしまうので、内側の壁を貼る前のまだチェックが出来る段階でテストして確認しています。

 

大功の家では完成後のお引き渡し前にももう一度測定して、構造時と完成時の2回計測して報告書をお施主様に提出しています。

 

今回のお宅の家全体の隙間の大きさは40㎝2。約6㎝四方の大きさの隙間しか空いていない結果で、C値に表すと0.26㎝2/m2という数値でした。合格です。これで安心して次の工程に移れます。

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皆さんのお宅ではC値、計測していますか?費用は大体5~10万円位掛かってしまいますが、家の性能を決める重要な要素ですから、メーカーや工務店に言って、ご自身の家の数値を計ってみてくださいね。