樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

地域団体の垣根を越えて・・・

先日ご案内いたしました「木こりツアー」に、大変たくさんの方々から参加申し込みがあり、ありがとうございました。後は天気だけですね!! この木こりツアーも弊社のような小さな工務店1社では、中々段取りが大変なところ。ですが、富士山木造住宅協会森林認証材委員会という会の工務店が集まることで、大手のメーカーさんにも負けない取り組みが出来るようになったのです。



 

昨日もそんな集まりが浜松であったので参加してきました。参加した団体(会社)は、私が所属するJBNの連携団体の富士山木造住宅協会の工務店と事務局、静岡木の家ネットワークの工務店と事務局、三重県のみえ木の家ネットワークの工務店、設計事務所、ハウスプラス、維持管理会社めんてかぶ

 

大功の家は全棟長期優良住宅の認定を取得して、住宅履歴と呼ばれる「家のカルテ」みたいなものを整備して、毎年めんてかぶがメンテナンス(維持管理)にお伺いする体制が整っております。仮にこのような大功の家が売りに出されるようなことがあった時、良質な中古住宅として、何も維持管理もしていない住宅と比較して高値で安心して取引させることが出来るのはイメージ出来ることと思います。が、現在はまだそのような価値を評価する仕組みが出来ていないのが悲しいところ・・・

 

この会の最終目標は建物価値を適正に評価される仕組みを構築するところにあるかと思いますが、先ずは維持管理を定期的に行うことが出来る体制を会として作っていくことが先決です。ハウスプラスさんのサービスとめんてかぶの維持管理がコラボして・・・・何となく上手くいきそうな感じもしますが課題も多く有りそうです。

 

同じような地域団体レベルの取り組みが実は既に始まっていて、JBNで一緒に活動させて頂いている西東京の岡庭建設さんがその一つ。ウェスト東京不動産流通ネットワーク(WES-T:ウェスティ)と呼ばれる地域ワンストップの取り組みです。色々と学ばせて頂きながら、静岡(東海)版ウェスティが出来るように働きかけて行きたいと思います。

 

先ずは一歩動き出しました。