樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

第3回 温熱教室

昨日は午後からセミナーの予定があったので、午前中のうちに現場の進捗確認に。外壁工事も終わり来週に足場の撤去が控えているので、掃除屋さんに足場のあるうちに窓の掃除をお願いし、その他やり残しがないのかを確認に行ってきました。



現場にはお施主様の息子さんが夏休みということもあって現場監督に!! 大工さんの工事に興味があるのか、1階と2階を行ったり来たり。。。来月には工事が終わるので、もう少し待っていてくださいね^^

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午後からは第3回目となる温熱教室。岐阜県立森林文化アカデミーの辻先生を講師にお招きして、富士山木造住宅協会に加盟する工務店や設計事務所が参加して、10月から改正される省エネ法について学んでおります。

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これまでのように、”地震に強い”だけでは住宅の建設が出来なくなり、一定の基準以上の断熱性能が求められるのと同時に、住宅に関するエネルギー消費量を削減することが求められます。つまり、断熱性能がない家でエアコンをガンガン回して暖冷房をするような家は建ててはダメだということです。

 

計算プログラムに所定の数値を入力すれば、断熱性能やエネルギー量の計算は出来るのですが、家を設計するものとして、お客様のニーズに合わせた温熱環境の設計をするには、計算プログラムの仕組みを理解する必要があります。今回の講義も中々複雑な計算が出てきたりして、真剣に勉強していかないとヤバそうな感じです。

 

後三回講義が続きますが、スケジュールを調整して全て参加して、スタートダッシュに躓かないようにしたいと思います。