樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

静岡木質バイオマス研究会

昨日は忙しない一日でした。午前中は仕事の段取りに駆けずり回り、昼飯を食べずに富士のマルダイさんの売り出し&セミナー受講、同会場で行われた富士山木造住宅協会森林認証材委員会に出席して、そのまま夜19時からの静岡木質バイオマス研究会の定例会に参加してきました。



 

その静岡木質バイオマス研究会の今月のテーマが、静岡県労働組合評議会の林さんによるドイツの再生可能エネルギー報告でした。

 

ドイツのフライクブルグに行かれた時の事をお話頂いたのですが、エネルギーの循環型社会の枠組みがしっかりと出来ていて、とても魅力ある街だなー!!といった感想を持ちました。

 

静岡県は年間8757億円のエネルギー費用の県外への流出が有るそうです。ドイツのように省エネルギー対策や、エネルギーの高効率利用、再生可能エネルギーの推進を行政が中心となってしっかりとした枠組みが作れれば、その流出も少しは抑えられ、エネルギー関係の雇用も創出出来て、人口の流出も少しは減らせるのではないかと思います。

 

勿論枠組みが出来たとしても、街の住民の意識が変わらないと何も始まらないと思います。エネルギーの「もったいない」という意識、「地域にお金を」という意識は、日本の国民にも昔から持っている意識だと思います。その意識・国民性を活かし、ドイツを凌ぐ循環型社会が構築されることを強く望みます。