樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

内窓で寒さ対策

過去にマンション部屋の改修工事をさせて頂いたお客様から、窓の性能を向上させるリフォームの相談を受けました。



 

南西の角に位置する部屋なので、庇の無い西側の窓から特に日差しが差し込み、冬のこの時期は太陽の熱が貴重な熱源となるのですが、夏は強烈な日差しが差し込みます。夏は外側にすだれ等を付けることである程度は対策出来るのですが、冬の夜の寒さは住まい手の”住まい方”だけでは中々対策を講じるのは難しい。

 

今回工事させて頂いた窓の下にベットを付けて寝ているという事で、冬の夜に寝ながら感じる冷気(コールドドラフト)を改善したいというご依頼でした。マンションという事もあり、サッシの枠ごと交換することは中々難しい・・・準防火地域という事もあり色々と法律の縛りも多い・・・管理組合の許可を得るのも大変そう・・・という事で、今回は簡単に工事が出来て有効な効果が得られやすい内窓を設置することになりました。

 

現場調査の段階でしっかりと採寸をしておけば、当日はサッシを組み立てて取り付けるだけ。大きな音も出ず、管理組合にもすんなりと受け入れられて、工事も約30分程で完了しました。

 

内窓がついて煩わしさが出てしまうかな?とも懸念されましたが、意外と内窓がついていることは気が付かず、すんなり収まった印象です。後は良好な効果が得られたかどうか?後ほど感想を聞いてみたいと思います。