樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

改修工事もらーくらく!!

先日お客様のご依頼を受けて、蓄熱暖房機の移動工事を行ってきました。ソーラーサーキットの家で7年前に建てさせて頂いたお宅です。



 

電気機器の移動を伴う工事は、将来移動することを予測して配線工事をしていなければ、当然新たに壁の中に配線を通す工事が必要になってきます。

 

一般的な充填断熱(壁の中に断熱材を詰め込むもの)の家の場合、室内側の壁の裏側に気密シートを貼っていて、空気が入り込まないような対策がされているので、あとからリフォームなどで簡単に壁に穴をあけることが出来ません。

 

その点、外断熱(壁の外側に断熱材を貼りつける)のソーラーサーキットの家は壁の中には何もなくて、空気が入り込まない対策が家の外で施されているので、リフォームで壁の中をいじることは簡単です。可変性のある家づくりには外断熱の作りはピッタリかと思います。今回の工事は外側に面した壁でなかったので、壁の断熱に絡むことはなかったのですが、通気止めなどのことを考えてもやはり有利かと。

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点検や管理がしやすい家の作りは長持ちする・・・・というのが持論です^^