JBNのマーケット委員会と次世代の会に参加するために東京に行ってきました。毎月開催されるこれらの会には全国から活躍される工務店さんが集まるので、会議以外の何気ない話の中から色々なヒントが得られとても勉強になります。



 

午前中に開催されたマーケット委員会は、次世代の会の役員によって構成されている委員会で、対外的なメーカーさんや団体との交渉を行う委員会です。今回は来年度の次世代の会の年間活動計画の話し合いをし、同席された青木会長からは新規委員会の立ち上げの話をされました。国から如何にJBNが期待されているかよくわかりました。



 

午後の次世代の会では、不動産系の会社である㈱オーナーズエイジェントの今井さんと女性企業家の㈱和えるの矢島さんをお招きして講演して頂きました。

 

今井さんからは、「プロパティマネジメントと賃貸管理業の夜明け」と題して、独自の視点で市場調査した結果をもとにオーナーさんへのアプローチの仕方等をお話して頂きました。お客様目線での提案の仕方など、建設業にも通じるものを感じました。



 

矢島さんからは、「原点回帰のビジネス発想・aeruの挑戦！」と題して、21世紀の子供達に、日本の伝統を伝えたいという想いから学生時代に会社を立ち上げ、子供達の為の日用品に日本の伝統技術を融合させた商品”aeru”の開発秘話をお話して頂きました。まだ26歳とは驚きです!!



 

藍染めや漆塗りなど、日本古来の伝統技術が活かされた商品は一般的なものよりもお値段は高いのですが、値段ではなく子供達や親に何かを学んで感じてほしい、身の回りに置いてほしいという願いが込められています。



 

手作りで職人さんが一つ一つ作りあげる商品は、職人さんの一生のうちで作りあげられる数に限りがあります。壊れてしまってもリペアをして長く使ってほしい!!　大人が物を大事にすれは子供もきっと真似をしてくれる!!　日本の伝統技術を未来に繋げていくための想いは、我々と同じだなと思いました。



 

aeruのショップが目黒駅近くにオープンしました。お店というよりも”aeru君”として人格を持たせ、色々な人の力を借りて”aeru君”を大きく育てていきたいというコンセプトのようです。

 

物を売るのがゴールではなく、「伝える」をゴールとしている

 

という、矢島さんの言葉がとても印象的でした。近いうちに”aeru君”に会いに行きたいと思います。