樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

お施主様との現場確認

今日は安倍川の花火大会なんですね。

清水区は今週末に地区のお祭り、来週が清水みなと祭り本番ということで、

安倍川の花火大会に対する意識が、駿河区や葵区の皆さんよりも薄いかもしれません。(私だけ?)

そんなお祭りの日に、お施主様にお願いして、現場の進捗状況の確認をして頂きました。



 

床が仕上がり、大功オリジナルの造りつけ家具を納めながら壁がドンドン仕上がっていき、

平面のイメージがドンドン立体的に現されていくので、お施主様もイメージし易いタイミングかも?

壁に埋め込まれるニッチの位置の確認や、取り付かれる家具の確認、壁の仕上げの確認や、

今後搬入される予定の家具の大きさの確認など、大工工事が終盤になるに従い

お施主様へ確認事項は増えていきます(お手数おかけします・・・)

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しかし、こんな筈ではなかった・・・という後悔が無いように、色々なタイミングで

お客様のご意見を確認したり、アドバイスしていくことはとても大切なこと。

もし自分の家だったら・・・・という意識をもって、細かな所への気配りを常に持ち続け、

いい家になるように気持ちを込めて作業を進めて行きたいと思います。

 

大功の家の秘密を最後にちょっとご紹介。

小屋裏の一番高いところに取り付いているこちらのパイプ、何だか判りますか?

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家の中で一番高いところに集まる熱ごもりを排出するための小屋裏ファンです。

日本住環境のプラネッツという製品になります。

壁の中が空気の通り道になっている外断熱の大功の家は、基礎の開閉式の床下ダンパーを開けて、

小屋裏ファンを回すことで、床下の空気が壁の中を通って小屋裏まで動いてきます。

壁の中の内部結露のリスクも少なく、壁の中の温度も下がるので、冷房負荷が低減されます。

計算ではなかなか表すことができない、ちょっとした工夫が「良い住み心地」に繋がるのです。