樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

住宅医スクール開校!!

今年から浜松でも開催されることとなった住宅医スクールに参加してきました。これから全8回で必須講義の24講義、特別講義の8講義の計32講義を受講して行きます。修了して所定の条件をクリアーすると住宅医として認定されます。



 

そもそも住宅医スクールとは、優良な住宅ストック社会の構築が求められる中、既存住宅の調査・診断・改修設計・施工・維持管理等の基礎から実践までを学ぶためのスクールです。

 

今回の第1回目の講義では、各講義90分の時間で、

第1講義 木造建築病理学の必要性 京都造形芸術大学通信大学院教授、MSD代表 三澤 文子さん

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第2講義 建物調査と報告書の作成 NPO法人WOOD AC理事 滝口 康弘さん

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第3講義 木造建築病理学の実践 トヨダヤスシ建築設計事務所代表 豊田 保之さん

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第4講義 住宅改修事例を語る-① 藤岡龍介+藤岡建築研究所主査 藤岡 龍介さん

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に講演して頂きました。

 

三澤先生が話されていた、「80年生の木を使った家であれば、80年生きる家を!!」という言葉が印象的で、これまで改修工事は壁を開けてみなければ判らない・・・といった曖昧な積算や、建物診断といったら耐震診断しかないよいう改修設計の現状を考えると、これから学んでいく建築病理学に基づいた技術・制度の必要性を強く感じました。

 

あと7回(日間)講義が続きますが、今後のカリミュラムを見てもワクワクするような内容で、有名な先生方が講義に来て頂けるので楽しみで仕方ありません。

 

今回、浜松で住宅医スクールが開校するまでに色々と段取りをしてくださった事務局の皆様、本当にありがとうございました。

 

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