樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

SGEC&バイオマス研究会

夕方に富士市で行われた富士山木造住宅協会森林認証材委員会と夜に静岡市で行われた静岡木質バイオマス研究会に参加してきました。いつも同じ日に会議が重なってしまうので移動と頭の切り替えが大変です。



 

富士山木造住宅協会の森林認証材委員会はSGECと呼ばれる森林認証規格のCOCを取得している静岡県内14社の工務店の集まりです。JBNの連携団体でもある富士山木造住宅協会に属しているので皆さん全てJBNの会員さんでもあります。

 

今回の会議では4/19に行ったヒノキの苗の植林&森林イベントの報告と、次回の8/2の木こりツアーのイベント内容の打ち合わせがメインでした。8/2は毎年の恒例イベントになりつつあるカブトムシの掴み取り大会も開催予定ですので皆さんお楽しみにしていて下さい。

 

また、先月私がJBN関係で東京の会議に出てきていたので、そちらの報告をさせて頂いたのと、今年度の補助事業の取り組みの情報共有をさせて頂きました。富士山の全ての会員さん(約200社)への報告は総会の時になってしまいそうですが、本委員会の皆様にはHOTな情報の先取り特権が!! どう生かすかは皆さん次第ですが・・・

 

その後場所を静岡市に移して、静岡木質バイオマス研究会定例会に参加してきました。今回の集まりは総会も兼ねておりまして、昨年度の活動報告と会計報告、今年度の活動方針と役員、予算の確認を行いました。

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私は会のメンバーで取り組んだ”興津川木の家プロジェクト”の報告と、現進行している清水区の迎山町と山切の物件の進捗報告をさせて頂きました。このプロジェクトがスムーズに取り組めているのも、木こり、製材所、工務店、エネルギー、消費者的な立場の人と、各立場の関係者がメンバーにいるということがとても大きく関係しています。

 

周りを見てもこのような団体で活動しているのは見当たりませんので、木材の循環型社会の基本のカスケード利用が出来る団体として、その特殊性をよりPRできればと思います。

 

木材のカスケード利用!! このことについては長くなってしまいそうなので次回に改めてお知らせしたいと思います。