樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

断熱工事@コーチパネル

静岡市の伝馬町の現場は現在断熱工事が終了し、内部の工事に移っています。狭小地の土地でしたので隣家との隙間が少なく大変苦労しましたが、何とか一つの山を越えました。外壁工事業者さんには迷惑をおかけしますが、何とか宜しくお願いします。



 

間口2間半、奥行き11間の細長い建物で、片方の壁は狭かったですが通常通りに耐力面材工事と断熱工事を行うことが出来ました。

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反対側の壁側の離隔がとても狭く、耐力面材(9㎜)と断熱材(50㎜)が柱の外側に貼られると、それだけで身動きが取れない状況でした。ここが外断熱工法の辛いところかもしれません。そこで今回採用したのがコーチパネル。耐力面材と断熱材がパネルに組み込まれていて、柱と土台と桁の間にはめ込んで納められるため、断熱工事が終了しても隣地との離隔は変わりありません。

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外断熱工法をメインとしている弊社としてはイレギュラーな工法ですが、致し方ありません。ですがパネルに組み込まれているものを取り付けて行くだけですので、あっという間に耐力面材工事と断熱工事と内壁下地工事が終了してしまいます。少しコストに難ありですが、今回のような狭小地&真壁の家ではもってこいの工法かもしれませんね。

 

断熱工事が終了した後は、快適な環境下で工事が進められそうです。