木目を楽しみながら
- 2013年07月15日
- 現場進捗状況
今日は海の日。祝日ということで会社は定休日なのですが・・・・
今週静岡の現場で使用する杉板の羽目板の塗装の仕上がりに納得がいかず、
休日を返上して仕上げ直しをすることになりました。
塗装をした職人に手直しさせればいいのでは? と、思う方が殆どだと思います。
職人さんが行ったところならば話は簡単なのですが、職員が行ったことなので私が・・・・
職員と言っても、私と社長しかおりませんけど^^;
大功の家には殆どのお宅で外壁に無垢の板を使用しています。
こちらの杉の羽目板はベランダの外壁部に使用することになっています。
外壁やサッシ枠の色とのバランスを考えて、着色する色を選定しました。
着色する塗料は、オスモのウッドステインプロテクター(チーク)。
一枚一枚ペーパーをかけ、塗料を染み込ませます。
染み込まずに表面に残ったものをウエスでふき取り仕上げます。
板の裏面や小口、実の部分も忘れずに塗ることがポイント。
意外と板の”もち”が違いますよ。
言葉では一言で「杉板」ですが、木の表情は様々。
板目の部分があったり、柾目の部分があったり、目が詰んでいるものもあれば、広いものもあり。
塗料が染み込みやすい部分もあれば、弾いてしまうところもあり。
板の枚数が多くて大変でしたが、その分色々な表情を楽しむことが出来ました。
やっぱり、”木”っていいですね。
模様が規則正しくそろった工業製品の建材と違って、ランダムに表情が楽しめる木は、
不規則なところで癒しの効果も得られるそうです。
外装でもそうですが、普段生活する空間の内装にも積極的に”木”を使いたいですね。