樹と幹と

大功建設 社長 大瀧浩司のブログ。家のこと、木のこと、子どものこと・・・日々の想いをつづります。

講習会@壁量計算の実務

今日は富士山木造住宅協会主催の講習会に丸一日参加してきました。参加してきたのは”長期優良住宅 壁量計算の実務”というものです。



実はこちらの講習会は昨年度東京にて1度受講したことがあったのですが、とても分かり易く勉強になった印象があった事、今年度静岡での開催予定でなかったところを事務局が無理くりお願いして静岡開催が実現した事から、とても忙しいこの時期でしたが、スケジュールを調整して参加してきました。

 

長期優良住宅の耐久性要件では、住宅性能表示制度の耐震等級₂以上となっております。大功の家としては全棟長期優良住宅ですので当然この要件はクリアーし、もう一ランク上の耐震等級3を目標として設計しております。

 

今回の講習会の内容は、別に勉強しなくともCADプログラムにてボタン一押しで計算&チェックすることが出来るのですが、計算の内容を理解しておかないとお客様にも何故この数値となったのか?を説明することが出来ませんよね。また、長期優良住宅を設計するにあたって、ポイントを理解していないと、間取りによっては計算してみたらアウト!!という事も考えられます。

 

構造上安定した間取りを効率良く設計していくために、今日の講習会はとても勉強になりました。さすがに₂回目ですので理解度が違いますよね。富士山木造住宅協会の会員さんは長期優良住宅に取り組まれている工務店さんはとても多いのですが、開催時期が悪かったのか?計算は設計事務所にお願いしているから関係ないよなのか?参加されていた工務店さんは皆無でした。

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1月から私も講師を務めることになっている住宅省エネルギー技術設計者講習会も始まります。”設計者”という文字が入っていますが、工務店の皆様にも是非受講頂きたい内容ですので、協会が案内するセミナーのお知らせは”要チェック!!”ですよ~